銀行なら年収1/3以上の借入も可能

銀行なら年収1/3以上の借入も可能

キャッシングを利用する時、銀行等のカードローンを利用するのか、それとも消費者金融のカードローンを利用するのかでは大きな違いがあります。
金利等の違いは勿論ありますが、それ以前にもっと根本的な違いがあります。

今回は銀行のキャッシングの特徴を、消費者金融のキャッシングと比較してまとめてみました。

1. 銀行系キャッシングと金利

銀行系キャッシングの金利は、消費者金融系キャッシングの金利と比較して一般的に低い金利を設定しています。
それは銀行が一般預金者から低金利で資金を調達できるという事が一番の理由です。
今現在の銀行の1年もの定期預金の金利は一般的には年0.03%です。

普通預金に至っては年利0.02%。この金利を預金者に支払って、銀行は10%や15%の金利で融資を行うのです。銀行等から融資を受けた資金を利用して、貸金業を行う消費者金融に比較して、低い金利で融資出来るのは当然の事と言えます。

しかし、消費者金融とあまり変わらない、金利設定をする銀行が増えて来た事も最近の傾向として上げられます。

2. 銀行系キャッシングと年収規制

銀行系キャッシングと消費者金融系キャッシングを比較した時、一番の違いは年収規制の有無があります。
消費者金融のキャッシングは原則として、年収の1/3迄と上限が決められています。例えば年収300万円の人は消費者金融からの借り入れは、各社合計で最高で原則100万円までと貸金業法で規制されているのです。これに対して銀行のキャッシングは、貸金業の規制対象外です。従って先程の年収300万円の人は、消費者金融からのキャッシングは100万円までしか利用できませんでしたが、銀行では年収に縛られる事無く融資を受ける事が可能なのです。
すので、年収300万円の人で消費者金融から既に100万円のキャッシングを受けている人でも、銀行融資は貸金業法の年収制限を以って謝絶を受ける事はないのです。

3. 銀行系キャッシングと収入証明書

消費者金融のキャッシングを利用する時、以下の場合につき収入を証明する書類の提出が必要になります。

・今回のキャッシングの申し込みが50万円を超える時 ・キャッシングの合計金額が今回の申し込み金額を合計して100万円を超える時

つまり消費者金融で60万円以上のキャッシングを利用しようとすると、収入証明書の提出が義務付けられているのです。
これに対して銀行ではそういった事はありません。

収入証明書を義務付ける金額は各銀行によって全く違いますが、銀行によっては200万円の申し込み迄、収入証明書の提出は不要としている所も存在します。

逆に50万円から収入証明書の提出を求める銀行も存在します。 今回上げた銀行と消費者金融とのキャッシングの違いはほんの一例です。
消費者金融のキャッシングには、銀行にはない消費者金融独自のサービスがあります。
初回無利息サービスや、条件を満たせば申し込みをして即日深夜12時でも融資金を銀行口座に振り込むサービス等を行っている消費者金融金融も存在します。多少金利が高くても構わないから急いでキャッシングを利用したい人は、多くの消費者金融が対応していると思われます。
尤も最近の銀行のキャッシングでも、即日金融に対応する所も増えてきているのは事実ですが。

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